コーラスコンクール(合唱祭)などでピアノ伴奏をすることになった場合、曲によっては譜めくりのタイミングがうまく取れないことがあります。ちょうど譜めくりをしたいタイミングで、両手とも忙しく動くような曲の場合です。
対策としてまず考えられるのは暗譜です。
しかし本番はともかく、練習では途中から弾くようなこともあります。「ここから弾いて」と言われた時に暗譜ですぐに対応するのはかなり難しいことです。よってできるだけ譜面を見られる状態で練習に参加する必要があります。
譜めくりの回数は減らしたい、あるいはゼロにしたいですよね。
そのような時はどうしたらいいでしょうか。
まず楽譜からホチキスをはずして、バラバラにしたものをテープで横につなげます。そして横に長い一枚の紙のような状態にして譜面台にのせましょう。
ただし曲が長いと、譜面台から落ちるほど紙が長くなることもよくあります。
譜面台からはみ出るのが一枚分くらいの場合は、先に縮小コピーを取ってから横につなげると解決します。
もっと長い曲の場合は自分で譜めくりできるところは折りたたみます。譜めくりしにくいところは紙を伸ばしておくようにします。
紙は薄いので風が強いところだと楽譜が飛んだり落ちたりする可能性があります。
これは裏に厚紙や画用紙を貼って補強兼おもりにすると解決します。
なるべく譜めくりせずに済む(または回数を減らす)工夫をして落ち着いて弾けるようにしましょう。
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