ピアノもサッカーも野球も一緒です。役に立つかどうかは分かりません。
プロになることが難しいのはなんでも一緒。大人になっても、趣味として楽しむことができるのも一緒です。
そのうえで「ピアノが弾ける」という特技を生かす道にはどんなものがあるでしょうか。
【ある程度、安定した収入のある職業】
ピアノの先生
個人で開業する道と、楽器店などで講師をする道があるでしょう。
学校の(音楽の)先生
小学校から高校まで、先生として働きながらピアノの腕前を生かしていく。あるいは音楽専門の教員として働く。また部活動で吹奏楽やコーラスなどに関わる道もあります。
幼稚園・保育園の先生
先生として働きながら、毎日の保育のなかで歌やダンスのさいに伴奏をする道があります。園によっては音楽専門の先生を置くところもあります。
調律師
音大や専門学校の調律コースで学んでから、ピアノメーカー、楽器店、調律事務所などに就職します。
【安定した収入を望むことはかなり厳しく、他の仕事で収入を確保しながら、演奏活動する】
ピアニスト
音大のピアノ科を出て、コンクールに入賞してプロデビューする…というのが王道です。
合唱や他楽器の伴奏者
ピアノメインではない音楽に、ピアニストとして参加する道です。ソロで弾くのと伴奏ではまた違った技術が求められます。
結婚式場やレストランで演奏する人
BGMとしての音楽なので、出しゃばらずに控えめな演奏が求められます。しかし突然、曲をリクエストされることもあり、臨機応変に対応できる力が必要です。
楽器店などで模範演奏をする人
楽器の宣伝のために模範演奏をする仕事などもあります。場合によっては楽器の宣伝のためのトーク力も必要になる可能性があります。
高齢者の施設などで演奏する人
レクリエーションの時間など、歌をうたったり簡単な体操をしたりするときにピアノを弾きます。また、訪問してピアノ曲を聴いてもらったり、伴奏をして歌をうたってもらったりというようなイベントを時々開催する施設もあります。
【収入はなくてもピアノを弾くことを楽しむ】
学校やサークルなどでの合唱や他楽器の伴奏者
小・中・高を通じて、音楽会や合唱コンクールなどでピアノ伴奏をする機会があります。また社会人になってからも、趣味の音楽サークルでピアノ伴奏する機会があるばあいも。
高齢者の施設などで演奏するボランティア
一日だけのイベントとして、ピアノ演奏をさせてもらうようなことがあります。
ストリートピアノ
大きな街や駅、ショッピングセンターなどに、ストリートピアノが置かれることが増えてきました。そういった場所で演奏を披露することもできます。動画を撮影してyoutubeなどに公開する人もいます。
まとめ
ピアノは「子どものうちだけの習いごと」ではありません。せっかく弾けるようになったのだから、その技術を生かす道を模索するのもいいですよね。
また自分の技術に未熟さを感じるのなら、大人になってからも「ピアノを習う」という選択ができます。自分の技術に磨きをかけて、楽しいピアノライフを送りましょう。
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